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ケーススタディ

合同労組での会社の対応

先日、とある製造業から突然当事務所へ連絡がありました。在職中の従業員が企業内部で労働組合を結成したとのこと。この会社はそれまで従業員同士でのもめごとが絶えない、また、優秀な従業員であればある程、退職していくという状態でした。一方社長は常に現場に出向いて取引先と打合せ、社長の携帯も鳴りっぱなしの多忙ぶりで、当然社内で社長と従業員とのコミュニケーションはほとんど取れていない状態でした。おまけに就業規則やその他の規定は古いまま、ここ5年ほど昇給もほとんどありません。こんな状態が続いて、従業員の不平不満はどんどんたまって行ったのでしょう。それが組合結成となって現れたと考えられます。でも、その時の社長の反応は「寝耳に水」状態だったのです。最初に相談に乗った時は「どうせ何とかなるだろう」としか考えていないようでした。とりあえず初回の打合せは済ませて今後の対応を練ることにしました。次回いよいよ労使交渉です。どうなることやら。

労働問題・労使紛争・労務管理

豊田社会保険労務士事務所

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