子の持病を理由に転勤拒否した従業員を解雇 小学生の長男に持病があり育児に支障がでるので転勤に応じなかったことで懲戒解雇されたのは不当だとして、NEC子会社の元社員が解雇の無効などを求める訴訟を起こした。元社員側は、2002年施行の改正育児・介護休業法で会社側に義務づけられた「転勤時の配慮」を怠っていると主張。「配慮」の基準があいまいなことから、他社にも同様の訴訟が広がる可能性も指摘されている。