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ケーススタディ

第1回目労使交渉

いよいよ第一回目の労使交渉が行われました。時間は午後6時から2時間程度を予定して事業所近くの会議室を借りて行うことにしました。なにしろ、今回のように労使が時間を取って労働条件等について話し合うことが無かったためか最初はお互いに緊張気味で、従業員側はどちらかと言えば挑発的な勢いで、今まで言えなかった分を堰を切ったかの如く社長にぶちまけてきました。そこでひとまず私は、労使交渉という話し合いの場なのでお互いが勝手に発言をすると交渉が成り立たない旨を第3者の立場で説明し何とか落ち着いた雰囲気を作るよう説得してみました。どうにか理解を得ることができ、交渉する条件を整えた上で要求書に基づいて進めることができました。要求書の内容は主に①就業規則、賃金規定の開示②労働条件等の変更は組合の同意の上で行うこと③全従業員の賞与支給額の開示(基準の開示)で、いずれもその場での即答は避け、次回協議の課題とし、第1回目を終えることができました。

労働問題・労使紛争・労務管理

豊田社会保険労務士事務所

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